こんにちは、ちょびです。
停電って夜に経験すると何もできないですよね。携帯のライト?携帯の電池が心配になります。
停電は自然災害や設備のトラブルなどが原因で、一年中いつでも発生するおそれがありますね。
家電が影響を受けるだけでなく、通信障害や断水、交通マヒなどが起こります。
あなたは電気の無い生活を想像できていますか?
停電の影響
停電は私たちの日常生活に大きな影響を及ぼします。
- 交通が全体的に混乱、信号なども消えて電車も止まります。
- 上下水道が断水します。トイレなども使えなくなります。
- 家電製品が使えなくなります。
- コンセントが使用できなくなります。もちろん携帯などの充電もできません。
- 電気自動車の充電ができなくなります
- 多機能電話やFAXが使用できなくなります
大きく考えただけでもこれだけあります。
電気はなくなるとやっぱり大変だなぁと思いますね。
停電の影響:上下水道が断水する
停電により浄水場のポンプが停止し、家庭への水の供給がストップすることがあります。
高層ビルやマンションでは、停電によって揚水ポンプが止まり、時間の経過とともに貯水タンクの水量が不足すると断水して水道から水が出なくなり、調理などに使う生活用水やトイレの水が使用できなくなったりします。
停電用防災グッズ:防災害用トイレを備蓄
水とか缶詰は備えたりするけど、トイレって後回しにしがちだよね
それね~。よく考えれば物凄く大切な備蓄なんだけどね。きっと思っているよりたくさん用意しなくちゃだしね。
停電で断水すると、トイレの水を流すことができなくなります。
使用回数に個人差はありますが、1日1人5回程度トイレを使うと仮定して、
1日の災害用トイレ使用数:1日5回 × 家族人数 × 10日分
4人家族だと10日で200回分必要ですね。
セットで売っているものだと、5回分、10回分・・
東日本大震災の時は、各避難所に仮設トイレが設置されるまでの日数は、3日以内で34%程度だそうですね。
8日以上たっての設置は49%程度というデータがあるようです。
仮設トイレは、すぐに配備されると思っていました。
ここからから分かるように、すぐには設置されませんので、事前の備えがいかに重要かが分かります。
災害用トイレの備蓄量は、実際の使用数を割り出して各家庭で備える量を考えてみてください。
また、防災訓練の一環として実際に家族で使ってみて、どのような処理方法や防臭・衛生対策が必要なのかも検討できたらいいですよね。
災害時のトイレ 3つの格言(国土交通省)
「災害が起こればトイレも被災する」
「トイレがなければ生きていけない」
「安心できるトイレが健康を守る」
大げさに感じるかもしれませんが、本当の話です。
国土交通省の動画、少し長いですがとても参考になります。
出典:国土交通省ホームページ
大地震の後は、単なる断水だけでなく、排水管が破断している可能性があります。
トイレの水などの排水を流さない方がいいですね。
マンション防災では、配管の正常が確認できるまで「トイレの水は流さない」と
いうことになっています。
自治体によっては、マンホールトイレが設置できるようになったところも増えて
いるようですね。
マンホールトイレ、近所にないか探してみるのもいいですよね。
停電の時の注意
- 冷蔵庫(冷蔵室)の温度を維持するためにドアの開閉を控ます。 いつも冷凍庫に保冷剤などを準備しておくといいです。
- 停電時はテレビやほとんどの固定電話が使用できないため、ラジオ、携帯電話などの通信機器の準備をしておきます。あわせて、電池の準備や充電の確認をします。
- エレベーターは閉じ込められる可能性がありますので、停電予定の時間帯は利用しないようにしましょう。
- 通電が再開されたときに火災が発生する危険があります。地震などで停電が起きている時は、倒れた家具などで電化製品のコードが破損している場合があります。暖房器具が倒れている場合などもありますね。
家を空ける時はブレーカーを落として出かけましょう(これ、重要です!)
- 切れて垂れ下がった電線には近づかないようにしてください。 また、電線に木や看板、アテナなどが触れていたり、電柱が傾いているのを見つけた場合はすぐに電力会社へご連絡してください。
まとめ
災害に合った時、停電だけを考えてもたくさんの準備が必要になると思います。
きちんと考えてみて、だんだん想像をすることが出来るようになりました。
その中でも「トイレ」は非常に大変な思いをするようですね。ですが、ボリューム的にも金額的にも備えるのが大変なため、後回しになりがちですね。
後回しにすると自分や家族が大変な思いをします。食料の備蓄と違って賞味期限がすぐに来ることもありません。
このへんで備えてみてはどうでしょうか?
5回分の備えがあれば大丈夫ですか?
10回分なら大丈夫ですか?
これだけ災害が続く中、そろそろ真剣に考えてみませんか。