ちょびちゃんねる

今増える災害に備え、防災意識を高めに考える。気になる事もたくさんかきます!

首都直下地震はいつ起きる?被害予想と対策を考える

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こんにちは、ちょびです。

 

首都直下地震。

あなたは、どこか他人事のように感じていませんか?

東日本大震災の後、たくさんの人が飲料水や非常食を備蓄しましたね。

まだ続いてますか?期限切れになっていませんか?

私たちは地震大国にいます。

いつ大きな地震に見舞われるかわかりません。

被害の状況を確認して、ここでもう一度備えてみませんか?

 

 

 

 

 

首都直下地震の被害想定区域 

「私は東京都に住んでいないから関係ないし。」とか言わないでくださいね。

今回は首都圏(南関東)の話しなんです。

下に地図を表示しますが、図中にある断層のどれか・・もしくは他の未知の断層で直下地震は起こります。

とても広範囲で自然が相手なので地域を絞る事ができません。

たくさん断層もありますが、都心南部直下が首都中枢機能への影響が最も大きいと予測されます。

 

【首都直下地震緊急対策区域を含む都県】

気を付ける地域は、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京県、神奈川県、山梨県、長野県、静岡県となります。

とても広範囲ですね。 

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出典:中央防災会議

 

首都直下地震のおきる確率 

南関東で30年以内にM7クラスの地震が発生する確率:70%程度となっています。

しかし、記憶に新しい熊本地震は30年以内の発生確率は1%未満でした。

この例を見ても、いつ発生するかは本当にわかりません。

脅かすわけではなく、明日かもしれません。

自己防衛のため、大切な人を守るため、気持ちの安心のために備えなければいけません。

 

www.chobisippo.com

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被害の全体像

数字ばかりですが、今自分が何をしなければいけないかの参考になります。

後でやるはナシです。よく見て各々考えてくれたらと思います。。

 

人的被害・建物被害

死者数合計 最大2万3千人(阪神・淡路大震災の約3.5倍)の予測です。

その内の7割にあたるおよそ1万6千人は火災が原因と予測されています。

 

全壊および焼失棟数合計

最大61万棟(阪神・淡路大震災の5.5倍)

※直接死のみ

 

ライフライン被害

都区部で5割が断水

都区部で5割が停電

1割で下水道の使用不可

発災後は9割の通話規制

主要道路の道路啓開は少なくとも1~2日復旧を要する

地下鉄は1週間、私鉄・在来線は1ヶ月程度運行停止

非耐震岸壁では多くの施設が機能停止

被害の大きい港湾は復旧に2年以上を要する

 

帰宅困難者

東京都市圏 640万人~800万人

(そのうち東京都で380万人~490万人)

 

避難者数

2週間に最大 720万人

 

食料・飲料水

発災後1週間 

食料は  合計3400万食の不足

飲料水は 最大 1700万ℓの不足(1人1日あたり3ℓで計算)

 

医療機能

被災都県で対応が難しくなる入院患者数は 最大1万3千人

 

経済的被害

国の国家予算に匹敵します。経済的損失は南海トラフ大地震以上になります。

建物・資産等の被害

約47兆円

生産・サービス低下の影響

約48兆円

合計約95兆円

 

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減災に向けて出来る事

減災のために火災対策を徹底すれば、10分の1の犠牲者に減らすことが出来ます。

2万3千人が2千3百人程度にすることができます。本気で取り組まなくてはいけませんね。 

・建物全破壊を防ぐために耐震化をする。

・家具などを専用器具や金具で固定する

・火災の予防に感震ブレーカーの設置や家庭用の消火器具を設置する

・防災訓練に参加する

・最低3日分、できれば7日分の備蓄をする

・災害用簡易トイレの用意

高層マンションはエレベーターが止まる事などから、より一層の備えが必要です。

企業や学校などは一時滞在のための備蓄(食料・水・トイレなど)が必要ですね。

 

さらに耐震的に考えなければいけない事

・自宅が1981年6月1日以前の旧耐震基準下の建築物で無いかを確認する。

・旧耐震基準下の建築物の場合は建て替えや引っ越しを考える。

・新耐震基準下の建築物でも心配なら耐震診断を行う

 

13分18秒と少し長い動画ですが、首都南部直下で地震が起きた時の予想動画も途中に収録があります。

できれば目で見て確認してみて下さいね。

www.youtube.com

出典:内閣府防災

 

首都直下が起きてしまったら

・むやみに飛び出さず、とにかく命を守ります

・ライフラインが遮断されているかもしれません。火災を防ぐためにブレーカーを切っ

 てからの避難などが必要です。

・自宅から離れた場所、例えば会社や学校などにいる場合は「とどまる」決断をするこ

 とも大事です。

 

まとめ

首都直下地震も南海トラフ地震も想像を絶するものだと思います。

来るものは止める事ができません。なので、その時のために対策を取っておくことが必要だと思います。

地震が起きてしまった時、対策をしているのとしていないのでは気持ちが全然違いますね。

起きてからスーパーやコンビニに駆け込むなんて姿はよく見かけます。

お年寄りやお子さんがいる場合は余計に準備が必要ですね。

1度立ち止まって家族で話しをしたり準備をしてみませんか?