こんにちは、ちょびです。
九州から本州に梅雨前線が停滞する影響で、6月30日から7月2日頃まで西日本を中心に断続的に強い雨が降る見通しのようです。
九州から北陸にかけても局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨による災害に警戒が必要な状態ですね。
現地の皆さん、大丈夫でしょうか?
今回の雨、数日にわたって同じ地域で大雨が降り続く可能性もあるようです。
非常に激しい雨とは滝のように降る雨で、道路が一気に川のようになってしまうこともあります。
降り始めからの雨量が500ミリを超すような大雨となる恐れがありますので情報を集めて、身を守ってください。
警戒レベルはどんな災害で出される?
・洪水
・土砂災害
・高潮
・内水氾濫に用いる(津波はレベル区分になじまないため対象外)
警戒レベルは5段階。なぜ変わったのか?
今までの防災情報は分かりにくく、2018年の西日本豪雨で住民の避難行動に結びついていない事が浮き彫りになりました。
・各レベルはどんな状況なのか?
・いつ避難開始すればいのか?
5段階のレベルに分けて分かりやすくしたようです。
警戒レベルの中身を知ろう
【出典】廿日市HP
レベル1・最新情報に注意【気象庁が発表】
気象庁の早期注意情報など、情報をチェックするなど最新情報に注意しましょう。
レベル2・避難方法などを確認【気象庁が発表】
大雨・洪水注意報が発表されるような段階です。
避難する時にどう行動するべきか、ハザードマップ・防災マップで確認しましょう。
レベル3・高齢者など避難【自治体が発表】
「大雨・洪水警報」や川の「氾濫警戒情報」などが発表され、自治体からは「避難準備・高齢者等避難開始」という情報が出されます。この情報が発表されたら、お年寄りや体の不自由な人など避難に時間がかかる人は避難を始めて下さい。そのほかの人も避難の準備をしたり自主的に避難を始めたりする段階です。
レベル4・全員避難【自治体発表】
土砂災害の危険性がさらに高まって「土砂災害警戒情報」が出されたり、川がいつ氾濫してもおかしくない状況となって「氾濫危険情報」が発表されたりします。自治体からは「避難勧告」が出されます。お年寄りや体の不自由な人だけでなく、対象地域の全員が避難場所など安全な場所に速やかに避難して下さい。
災害が発生するおそれが極めて高い状況となり、自治体が重ねて避難を呼びかける場合に「避難指示(緊急)」が発表されることがあります。この時点でまだ避難していない人は直ちに避難する必要があります。
レベル5・命を守る行動【自治体発表】
既に災害が発生または発生している可能性が極めて高い状況です。川が氾濫して「氾濫発生情報」が出たり、気象庁から大雨特別警報が発表されたりします。自治体が土砂災害などの発生を確認した場合には災害発生情報を出すことがあります。周囲が浸水するなど、すでに避難場所に移動するのが難しい状況となっている可能性があります。周囲の状況をよく確認して、自分や家族の命を守るために最善の行動を取って下さい。
特別警報についてはこちらの記事をどうぞ
避難レベルの注意点
レベル4の避難の情報が出たら全員避難を始めて下さい。
レベル5になってからでは避難できなくなる可能性があります。
一気に状況が悪化して、避難勧告や避難指示が間に合わない、周囲で浸水が始まり避難がかえって危険な場合には、近くの安全な場所や建物に逃げるなど選択肢として考えましょう。
外に出るのが危険な場合は、建物の2階以上の崖の反対側の部屋にて家で避難をします。
避難所まで行けなかった場合は近くで安全な場所を探し、垂直に避難するといいでしょう。
まとめ
新しい警戒レベルは、避難のタイミングや考えるタイミングなどが分かりやすくなったように思います。
けれど、肝心のレベル3以降は各自治体が発表するようです。
今までも残念ながら発表のタイミングが失敗してしまったパターンがありますね・・
自分や大切な人の命は自分たちで守るのが基本だと思います。
レベル発表を参考にするのはもちろんですが、その時の現状をよく把握して動くことが必要だと思います。
あなた自身が最新の情報を集めて早めの行動をしましょう。
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