こんにちは、ちょびです。
南海トラフ地震、想像するだけでも怖いです。
この地震が起きてしまうと、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があります。
隣接している周辺の広い地域も震度6強~6弱のかなり強い揺れになる可能性があります。
2020年1月24日、政府の地震調査委員会が南海トラフ地震によって起こる津波確率を公表しました。
太平洋側や瀬戸内の352市区町村について、30年以内に津波に襲われる可能性が初めて発表されたのですが、3m~10m以上の津波が来る確率は26%以上とされました。
自治体や企業はもちろん、1人1人の備えや避難経路、家族の打ち合わせなどが早急に必要ですね。
東北の震災の映像をリアルタイムで見ていましたが、恐怖のあまり現実かどうかも分からないような状態でした。
もちろん津波は高さも問題です。
けれど、50cmの津波でも大人が足元をすくわれて流されるには十分なんです。
今回、地震調査委員会は
「津波に襲われる確率は、交通事故でけがをする確率よりも高いと思って備えを進めてほしい」
と話しています。
思っている以上の確率なのかも知れませんね。
南海トラフ地震については、2019年度の記事ですが書いています。
南海トラフ地震の事を知りたい方はこちらの記事を読んでみて下さい。
3m以上の津波の威力
3m以上の津波。どんな事が起こると思いますか?
数字だけ見ても予測が難しいですよね。
これは、住宅が流失し始める高さとされています。
自分の身長の倍近くの高さなのだから、威力はありますよね・・
津波の確率を3段階に分けた確率
政府の中央防災は最大クラスの地震をマグニチュード9.1とし、高知県・静岡県・伊豆諸島の一部で最大30mを超える津波に襲われるという想定をしています。
今回の公表は最大クラスの巨大地震は発生頻度が詳しく分からないので除外され、100年~200年間隔で繰り返し発生するマグニチュード8~9が対象になっています。
3m以上・5m以上・10m以上の津波に襲われる確率で分けられています。
3m以上の津波想定
木造家屋の前回や流出が相次ぎます
出典:地震調査研究推進本部
5m以上の津波想定
3mの時の被害が急増します
出典:地震調査研究推進本部
10m以上の津波想定
出典:地震調査研究推進本部
南海トラフ地震対策(内閣府)
この動画は内閣府が出しているものです。
危機感をそんなに感じていない方は1度見てみてもいいかも知れませんので貼っておきます。
津波の映像などが出てきますので、見たくない方は無理に見ない方がいいかと思います。
2018年度の動画です。17分ちょっとありますので長いです。
出典:内閣府防災
まとめ
今回の公表は自治体や企業、私たち個人に向けてのメッセージのような気がします。
残念ながら起こってしまうものを防ぐことはできません。
30年以内とありますが、30年後かも知れないし明日かも知れません。
危機感を感じない方はあまりいないと思いますが、対策をしていない方がたくさんいると思います。
私は海の近くに居ませんが、家族は沿岸に住んでいます。
避難場所の確認や備蓄、もし外で震災にあってしまったらどうするか。
南海トラフは震源に近いエリアは津波が来るまでの時間がほとんどありません。
シミュレーションしておかないと慌ててしまうと思います。
もし沿岸部に居る時に起きてしまったら、遠くより高く逃げて下さい。
あなたとあなたの大切な人を守るためにもう少し踏み込んで考えてみませんか?
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