こんにちは、ちょびです。
今回はあなたもきっとご存知の南海トラフの被害予想についてです。
ちょびは関東住みなので、首都直下も千葉沖もすごく気になります。
東日本大震災の時も関東にいてもかなり揺れました。液状化した場所もありましたね。
南海トラフ・・・私たちの想像をはるかに超えてくるのではないでしょうか?
南海トラフも首都直下も、確率が上がるというのは、明日くる可能性も上がってきている。という事だと認識しています。
現状予測されている事を理解して、もし沿岸部にいて大きな地震がきてしまったら遠くよりも高く逃げて下さい。
30年以内の南海トラフの確率が・・って言われるとまだまだ先のような気がするね。
ちょっとまって!30年以内って事は、明日かも知れないってことだからね。ちゃんと状況を知ろうね!
南海トラフとは
南海トラフは、四国の南の海底にある水深4,000m級の深い溝を指します。
トラフとは深さが6000mより浅い細長い海底盆地のことを指します。
日本列島の太平洋沖、静岡県の駿河湾から九州東方沖まで続く、深さ4000m級の溝で、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込んでいく境界にあります。
総延長は約770km。
それを聞いただけでも広範囲にわたる影響を予測させられますね。
想像がしにくいと思います。下図を見て場所を確認しておきましょう。
【出典】気象庁 南海トラフについて
【広い震源域で連動して起きると警戒されているのが南海トラフ巨大地震】
- 東海地震 駿河湾から静岡県内陸部合を震源域とする
- 東南海地震 遠州灘~三重県南東沖を震源域とする
- 南海地震 和歌山県南方沖~四国沖を震源域とする
被害予想は?
南海トラフ地震による死者数は約33万人にも及ぶとされている。
東日本大震災の死者が1万5,895人
阪神・淡路大震災が6434人
このことだけを比較をしても、とんでもないことが起ころうとしています。
- マグニチュード8~9クラスが想定されています。
- 約100 – 200年の周期で発生すると考えられている。(周期型地震)
- 南海トラフ地震は30年以内に80%の確率で起きるといわれています。
- 関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸では10mを超える津波がくるとされている
30mの津波って高さの想像がつかないよ。
だいたい10階建てのマンション位の高さかな。恐ろしいね。
南海トラフ巨大地震の震度分布(強震動生成域を陸側寄りに設定した場合)
【出典】気象庁 南海トラフについて
南海トラフ巨大地震の津波高
(「駿河湾~愛知県東部沖」と「三重県南部沖~徳島県沖」に「大すべり域+超大す
べり域」を2箇所設定した場合)
「南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)」(中央防災会議, 2013)
【出典】気象庁 南海トラフについて
各県の死亡者予測。
【出典】朝日新聞
実際に地震が起きたら
地震が起きたらとるべき行動は住んでいる地域、環境によって全然違います。
南海トラフ地震は津波被害が想定されるため、沿岸地域の場合はできるだけ早く海から離れるのが基本になります。
事前に用意した非常用の持ち出し袋を持ち、避難所に向かうなど、日ごろの準備と確認が必要です。
この場合、災害別に避難所があります。間違えた避難所に行ってしまうと波にのまれてしまう可能性があります。
必ず平常時に場所と避難経路の確認が必要になってきます。
ただ怖いと思うのではなくて、いざというときの為にシミュレーションをして準備することは、少しの安心感を得る事ができます。
政府呼び掛けで一斉避難
2018年8月
政府の中央防災会議が6日、南海トラフ沿いでの防災対応を議論する有識者会合を開き、南海トラフ巨大地震発生の可能性が高まっていると判断した場合、政府の呼び掛けで住民が一斉避難する仕組みを導入する方針を初めて示した。
まとめ
南海トラフ地震が来る前に、確認しなければいけない事がたくさんありますね。
今、胸をはって「対策済みです!」と言える人はどの位いるのでしょうか?
ハザードマップの確認、非常用持ち出し袋の用意、家族の集合場所、連絡方法・・
きてからでは遅いです。
そして、後ろを振り返らず戻らず、個々に避難が必要になってくると思います。
事前に命を守る話し合いをしましょう。若い子達は家族を探しに戻ってしまいますよ。
ハザードマップ確認は下記事で。
非常用持ち出し袋については下記事で。