ちょびちゃんねる

今増える災害に備え、防災意識を高めに考える。気になる事もたくさんかきます!

退職代行サービスについて語ってみる。誰が利用してるの?サービス利用者急増の訳は?

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こんにちは、ちょびです。

働いている会社を「退職」する時、どんな理由にしても嫌な感じがしますよね。

言いにくいし何か後ろめたくて、しかも育ててくれた先輩方に申し訳ない。

退社までの時間もかなり肩身が狭いものです。

最近では会社に自分で言わずに退職を代わりに伝えてくれるなんてサービスがあるようですね。

今まで何度か退職を経験してきましたが、「誰かに伝えてもらおう」とまでは思いませんでした。

辞めていくには色々な事情や考えがあると思いますがそれが何なのか?

そこを探りながら、退職代行サービスについて考えて行きたいと思います。

 

 

そもそも退職代行サービスとは?

「退職させてほしい」の一言を、「退職届をご本人が送っていますのでご確認お願いします」と、自分の代わりに会社に伝えてくれると言う、とてもシンプルなサービスです。

その後の退社手続きなども郵送などで進められ、後任への引継ぎもせずに翌日から出社もしなくていいと言うから凄いシステムですよね。

 

どんな人が利用しているのか

ほんの一例になると思いますが、利用される方には色々な事情があるようですね。

そして利用する方は精神的に追い込まれている事もあるようです。

会社側はブラックな感じがするものと、建設業・介護・飲食などの人手不足で現場サイドではどうしても引き止めたいという気持ちがあるものと、様々ですね。

 

  • パワハラが横行している職場から脱出したい
  • あなたが辞めたら残された人はどうなるの?その事を考えているの?などと言われて辞められない
  • 退職の時期はこちらで決めるよ。と上司に言われてそのままになっている。
  • どれだけあなたに会社として育成・投資してきたと思っているの?と言われる。など

 

退職代行サービスのメリット

  • 「退職します」という意思を自分の代わりにはっきり伝えてくれる。
  • 弁護士資格を持っている退職代行であれば、有給消化などの交渉もしてくれる。

 

退職代行サービスのデメリット

  • 弁護士資格をもたない代行業者だと退職を伝えてくれるだけなので、有給の全消化などの交渉はしてもらえません。
  • 弁護士資格を持たない代行業者だと、会社側ともめ事が起きた時(裁判など)本人が対応しなければいけません。
  • 弁護士資格を持つ退職代行サービスにお願いすると、色々交渉してもらえるが依頼費が比較的高い。

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注意しなければいけない事

行政書士は弁護士ではないので、基本的に会社と交渉はしてもらえません。

未払い給料や不払い残業手当、有給消化など交渉が必要な時は弁護士にお願いするのがいいでしょう。

ネット検索などで業者を探すと、行政書士の資格がある方を見かける事があると思います。

「法務の専門家が対応」など甘い言葉に誘われず、「弁護士資格」があるか無いかで考えるといいと思いますね。

退職を伝えたいのか、退職に関して交渉やトラブルがあるのか。

 

退職代行サービスを歓迎する企業?

退職の理由を本人から聞きたい、間接的に言われたら常識を疑う・・

そんな風に考える会社ばかりではありません。

退職代行サービス(弁護士資格なし)からの連絡を受ける事で、上に書いた給料未払いや不払い残業代、有給消化その他にも知らん顔する会社もあります。

もちろんセクハラやパワハラについても、会社的には何もなかったかのように片付けたいなんて思惑もあります。

お互いに楽なサービスという事でしょうか・・

 

まとめ 

どうして退職をするためにお金を払ってまで、退職代行サービスを使わなければいけないのか。

そこが問題じゃないでしょうか?

若者とベテランの考えの差はあって当然だと思います。

けれど、お互いに押し付けていては絶対にうまくいきませんね。

歩み寄りと言うか、時代の流れを把握しながら柔軟に仕事が出来れば、モチベーションが上がるのではないでしょうか。

退職代行サービスを使わなくても「相談」ができる関係を築くのが重要な気もしますね。

色々リスクはあると思いますので簡単に勧める訳ではないのですが「仕事を辞めたくてもやめられない、精神的・肉体的に人として壊れてしまいそう」そんな方は弁護士資格のある退職代行サービスや、個人で加入できる社外の労働組合などを利用して考えてみてもいいのかも知れませんね。