こんにちは、ちょびです。
あなたの可愛い猫はもちろん大切な家族ですよね。
でも災害が発生したら一緒に避難を考えなくてはいけません。
実は避難所に動物と一緒に行くのはハードルがまだまだ高いんです。
猫を人と同じに見てくれない人がたくさんいます。アレルギーの人もいます。においが苦手な人もいます。
あなたと愛猫はどこに避難すればいいのでしょうか?
そして、何を用意しておくべきでしょうか?
- 愛猫のために備えよう!猫用防災グッズ3選
- 愛猫とどこで過ごすことができる?
- 避難所で過ごすということ
- 動物を連れていけない避難所・・受け入れ予定が分からない時は?
- 迷子の愛猫を探す!
- マイクロチップを入れる
- 猫の感知器で探す!
- まとめ
愛猫のために備えよう!猫用防災グッズ3選
1.食事
人の備蓄と同じように1週間分用意できるといいですね。被災すると驚いて食事を食べなくなる場合があります。ちゅーるのようなペースト状のおやつもあるといいですね。
・ドライフード
・ウェットフード(パウチタイプがおすすめ)
・軟水
※食事療養中の猫ちゃんは専用フード(普通のものより手に入りにくいです)
2.キャリーケース・洗濯ネット
避難先で猫のスペースが必要になってきます。ちなみに猫ちゃんは洗濯ネットに入れると動きが封印されます。暴れるのを防いだり、診察に連れて行くときなどに必要になる場合があります。
3.愛猫の写真
被災した時は家の中に入れない事もあります。いなくなってしまった時の手がかりが必要になります。
愛猫とどこで過ごすことができる?
あなたのいる地域に動物と一緒に避難できる避難所が無い場合は自宅・車・テントなどで過ごすことになります。でも、災害によってはその選択すらできない時があります。
自宅で過ごす
猫にとって一番広くて過ごしやすい、ストレスが少ない場所です
でもデメリットもあります。
ライフラインが途絶えているなど、人が過ごすには条件が厳しい場合があります。
自宅で過ごす場合は、人も猫も備蓄で命を繋ぐことになります。もちろんトイレなども必要になりますので、こちらも備えれば自宅で過ごすこともできるかもしれませんね。
車またはテントで過ごす
避難所よりはプライベートが守られます。
でも、狭い空間で過ごすことになるのであなたも家族も愛猫も体調を崩しやすくなてくるでしょう。
こんな時のために、愛猫にはハーネスを付けた散歩なども普段から取り組めれば外に出してあげられますね。
デメリットとしては、やはり狭い空間です。エコノミ―クラス症候群や寒さ・暑さへの対策が必要になってきますね。
また、愛猫が逃亡する恐れも出てきます。
避難所で過ごすということ
各避難所ごとにルールがあります。家の近くの避難所が必ずしも動物が一緒に避難が許されるわけではありません。あなたと一緒にすごせる場合もあります。ペット専用スペースに置かなければならない場合もあります。
デメリットとしては、避難所は大勢の人がいます。動物の苦手な人やアレルギーの人、色々です。
猫にとっては慣れない場所なので大きなストレスがかかってきます。
動物を連れていけない避難所・・受け入れ予定が分からない時は?
災害が起きる前に地域の受け入れ態勢を聞いておければベストな選択ができますね。
避難所に動物の受け入れが予定されていない場合は・・
・被災していない親戚や友人に預ける。
・愛護団体や動物病院に受け入れがあれば預ける。
この位しか方法はありません。これも無理なら自宅に猫ちゃんを置いたまま人間だけ避難所に行くことも想定されます。家もダメなら道や校庭などでしょうか・・
たくさんの自然災害を見てきましたが、まだまだ動物と一緒の避難所は後回しになっている気がします。日本の避難所の現実は厳しいですね。
迷子の愛猫を探す!
迷子になってしまった猫がそのまま行方不明になってしまう確率をあなたは知っていますか?
88.2% です。
思っていたよりもとても多いです。
これは通常の生活の中でいなくなってしまった場合の数値です。
災害が起きてびっくりして逃げてしまった猫はどこまで行ってしまうのでしょう。
対策を考えてみます。
マイクロチップを入れる
最近は良く聞きますよね。いつからか分からないですが購入猫ちゃんに装着が義務付けられそうですね。(雑な情報ですみません)
これはこれで、「ブーム」で飼う人たちの雑な考えを抑制できるならいいのではないでしょうか?
マイクロチップはあくまでも迷い猫が発見されて、どこの子かな?と言うものにこたえる仕組みです。メリットもデメリットもあります。
メリット
迷い猫の身元がわかる
殺処分などの抑制になる
飼う人に自覚をもたせる
半永久的に使用ができて、猫への苦痛はほとんどない
デメリット
愛猫の盗難防止の役割はしない
個人情報が漏えいする可能性がある
拒否反応が起こる可能性がある
破損事故の可能性がある
MRI・CT撮影の時にノイズがでる。
まぁ、どんな事にも当然メリットもあればデメリットもあります。よく検討してみるといいでしょう。
猫の感知器で探す!
今は首輪にちょっとつければ猫が探せる時代です。
でも、猫のいる位置が離れている場合は感知器をもって家の周りなどを歩いてみなければいけません。
感知音がしたらそのあたりに愛猫が潜んでいるので反応が大きい方へもう少し探せば見つかります。
iPhoneアプリで感知器(猫)を登録しておくと地図上に居場所が出てくるものもあります。
逃げてすぐの猫は結構近くに潜んでいるようです。
陰に隠れてしまっているので見つかりにくいですが、これがあれば安心かもしれませんね。
まとめ
今回は猫と一緒に避難するという事を考えてみました。
あなたの家猫ちゃんは対策ができていますか?
まだまだ避難所の仕組みは動物に優しくない事がたくさんあります。
という事はあなたにも優しくない。と言う事かも知れません。
受け入れられない事で人もストレスを感じると思います。
猫と一緒に暮らすという事、それは命に対する責任だと思います。
備蓄をして当然、備えて当然という心構えでいれば、本当に被災してしまった時に少しだけ安心していられるかも知れませんね。