こんにちは、ちょびです。
ドローンと言えば、子供から大人まで遊べてスマホと連動したり、でも場所によっては制限がある。そんなイメージです。
通販の配送とか風景を撮るとか農薬をまく、そんなふうに思っていました。
でも本来は軍事目的とされていたようですね。すごく優秀なのでしょう。
災害に活用できれば、人だけでは不可能な事が可能になるかも知れませんね。
導入が進むドローンですが、ドローンの何が救助活動に有効で何が出来ないのでしょうか?
近年のドローンの活躍
近年は災害救助の現場へ、ドローン導入がどんどん進んできています。
平成28年に発生した熊本地震や平成29年7月の九州北部豪雨の時は、ドローンが捜索救助活動に参加していたようです。
最近の産業・災害用ドローンは性能が良く、対風・耐水・防塵性に優れた機体赤外線カメラを搭載しているので熱探知が可能になっています。(モデルによって機能が違います)
火災の状況を把握したり、目視だと発見しづらい人の救助活動などに使われています。
機能や補償範囲が広がればもっと色んな活動が可能になりそうですね。
水難事故の捜索・要救助は救えるのか?
ドローンはヘリコプターよりも簡単に出動する事が可能です。
河川や海で流されてしまった時に早い発見が期待されます。
水難事故の場合は必ずしも岸に打ち上げられるわけではありません。水没の場合は潜水での捜索になりますね。
ドローンでの捜索の場合は、もし水没してしまっても産業・災害用のドローンで遠赤外線が搭載しているものであれば体温が下がりきらない限り見つけ出す事が可能です。
そして、今溺れている人には浮輪などの救命具を投下する事ができます。
早期発見できれば助かる命があります。
常にドローンを稼働させられ、そして技術者がいるという体制がどの土地でも早く整えばいいと思います。
山岳地帯での捜索・救援
山岳地帯の遭難者の捜索はとても困難です。
ドローンは空撮ができるので、人の足では困難な場所まで探すことができます。
遠赤外線も装備されていれば、体温の検知も可能ですね。
自治体によっては雪山でのドローン操作訓練などが行われているようです。
その他にも物資を運ぶことができればいいのですが・・
災害を見ていて「物資をドローンで・・・」と思った事ありませんか?
大型ドローンの導入が、一部自治体で始まっているようです。山岳地帯では、少しの食料と水、薬だけでも運ぶことができれば命が繋がれますね。
市街地などでの消火活動の指揮の役割
火災が発生すると消防車が来る前に現場の指揮をとる指揮車が周りを確認します。
その際にドローンを飛ばせば、人の目で確認する以上の情報を得る事ができます。
消防車が来るまで約10分とします。
情報を元に消防車の配置や展開を考える事が出来ます。メリットと言えますね。
火災時にドローンを活用する条件は?
市街地などの住宅やビルなどが密集している場所は、飛ばすのに不向きな場所となります。
なぜなら、電線がはり巡り、壁がたくさんある事でぶつかるリスクがあります。火災風などによって墜落することも考えられます。
なので
・人口が少ない(地方)
・建物が密集してない
・広域に渡って火災が起きている
・ある程度大きな建物
こんな場所なら飛ばすことが出来ると思います。
大規模な大災害、その時ドローンは・・
もしも東日本大震災のような規模の災害が起こったら、今確率が上がってきている東京首都直下地震が起きたら・・・
関東近郊の消防や警察はそんな場合の対策を考えているようです。
大規模災害が起こり、津波が発生してしまった時に周辺地域からもドローンが応援出動し、人命を救うために動くでしょう。
もちろんその時にならないと不正解な部分は出てきません。
それでもドローンが人命を救ったり、物資を運ぶこと以外に何ができるかは想定するしかありません
そして、大規模災害に向けてドローンの導入と操作をする技術者を育てる事は進めてほしいと思います。
まとめ
今は何をするにも可能性が大きい分野ですよね。
災害の被害の状況確認もできる、要救助者の救助もできる、物資の配送もできる、そして洪水や噴火や地震の被害にあっている場所などの確認もできる。
人の目や足では難しい事でも、ドローンがある事で補う事ができます。
知れば知るほど素晴らしいですね。もっともっと技術が進んで、電線も壁も衝突防止になってガスのある場所でもどこでも飛んでいけるようになってほしいです(願望)